« 2010年3月 | トップページ | 2010年5月 »

2010年4月

2010年4月25日 (日)

今のところ元気です!

前回の記事で、コメント返しを冷静に出来る自信がなかったので、コメントを閉じさせていただきましたが、かえってご心配をお掛けしてしまったようで、申し訳ありませんでした。

ダイナは、今のところ、元気です。


疼痛緩和治療も始り、痛み止めを服用することで、前より動きも元気になりました。

調子が悪そうにしていたのは、心臓のせいだけではなく、骨肉腫の痛みも原因になっていたようです。
痛みが無くなったことで、食欲も増して、1日の検査時より2キロ体重が増えていたほどです。

この先、食べてもどんどん痩せてしまう時期が来るので、今現在体重を保つことは、とても重要なので、この調子で今の内にちょっと体重を増やしておくのはいい感じです。



記録と、どこかの誰かの参考になれば…と、経過を残していこうかと思います。




心臓について

第3度の房室ブロック
中程度の大動脈弁逆流   これは以前から同じ

現在は症状として現れるレベルではないが、房室ブロックによる除脈は大動脈弁逆流量を増加させる為、これらの悪化によって心不全へと移行する可能性もあることは考えておくべき。
しかし、現時点では、循環器に対する積極的な治療は必要ない状態。

心拍数は56/分  (40台になると、危険)


骨肉腫について

非上皮性悪性腫瘍(肋骨の骨肉腫)

現時点で明らかな転移所見は無し。

気道と心臓左房後壁の上部を腫瘍が圧迫しているが、押されても内部にまだ若干の余剰空間があるため、心臓が押された分、動く(避ける)ことが出来るので、現時点では大きな問題にはなっていない。

気道の圧迫による、咳は以前より頻度は増している。


処方薬剤

非ステロイド性消炎剤  メタカム 2.5mg
制酸剤(胃薬)   ガスター  20mg

心疾患治療薬   ベトメディン 5mg (12時間ごと)



今後も定期的に検査を繰り返し、心臓と骨肉腫の進行状況を見極め、その時点で最重要視する方の治療を優先して、一日でも長くダイナが楽に過ごせるように心がけていきます。


咳の頻度は増しているものの、食欲もあり、短距離ですがお散歩も出来てます。
ご心配お掛けしました皆様、ダイナに心を寄せて頂き、ありがとうございます。

私も元気に明るく、最期までダイナと付き合う覚悟が出来つつあります!!



そんなダイナに、お見舞いを頂きました♪

Img_0337

桃力絵日記のkunさんから、わんこケーキのプレゼント。

香川県のワンコとニャンコの手づくりオヤツ屋さん「くいしんぼう」さんから送って頂きました♪

ダイナとタバサ、後ろにはノン兄とウルの、かわいいイラストも添えて!

元気頂きました! ありがとうございます!!

Img_0298

ダイナはこの通り、桜が散った後の「ガク」を掃除しながら(笑)、ご近所散歩を楽しんでおります。



書き損ねてしまった、ちょっと前のダイナの話。(親バカ話ですが…)

Img_0177a

ちょうど検査の頃、ダイナさま、おヒートが来てました。
(病気でもヒートは来るのです。ダイナは最後まで女です)

近所の♂友巡りは恒例で、♂友詣でも相変わらずですが…。

好き好きアピールしまくりです。(笑)

Img_0178a

タバサは、そんなダイナを茫然と見つめておりました。

Img_0188a

ご近所のランチくんもお年で足がフラフラなのに、匂いに吊られて門まで来てくれました。

Img_0189a

タバサもついでにご挨拶。

Img_0171a

家に戻ると、これも毎回恒例ですが、外の道路を見つめて、「あう~あう~」とお誘いの唄を歌っているのですが…。

Img_0169a

観察してると、前方向と横方向を交互に見ている…。

何で??と思い、ダイナ目線になって覗いてみた。

Img_0173

前方向。

この緩やかな坂道を降りて来る、犬を待っている…。

Img_0172

横方向。

ミラーだ!!

観察を続けると、坂の下から音が聞こえると、横(ミラー)を確認していた。

音が無ければ前方を。

人の足音や車の音がすると、ちらっとミラーを確認。


すごいじゃん!ダイナ。 伊達に12年生きてないね。(笑)
学習能力の高さに、ちょっと感動した、親バカ飼い主です。

タバサもこれくらい学習出来るようになるのかな…ちょっと微妙…。

まあ、かわいいからいいか。(爆)

| | コメント (8)

2010年4月14日 (水)

現実逃避-ダイナの事-

4月1日からずっと現実逃避してました。

エイプリルフールなら、どれだけ良かったか…。


撮影会の前に、ダイナの咳が気になって、レントゲンを撮ってもらっていた。

たまご大の丸いものが、心臓と背骨の間に写っていたことで、専門医に詳しく診てもらう予約が取れたのが4月1日。


まずは心臓の事があるので、心臓専門の先生に。
レントゲンの結果、1週間前の写真は丸いモノは空洞の様に写っていたのに、今回は白い影が写っていた。

腫瘍であることは確かだけど、これだけではハッキリしないので…、更に別の角度からレントゲンと、エコー、病巣に針を刺して細胞検査。
時間がかかるので、一旦家に戻って、夕方迎えに来て…と。


私は常に「楽観的」だ。何に対しても。


なので、腫瘍と言われても、良性かもしれないし…って考える。

この日もそんな調子で、夕方に「ダイナお疲れ~」的なノリで迎えに行った。


心臓専門医の方に、説明を受ける。

臓器に出来た腫瘍かと思われていた、丸い「それ」は、肋骨に出来た骨肉腫だった。

手術に関する説明を色々受けたけど、とても難しいことと、そもそも手術に到るまでの検査の時点で、ダイナの心臓が持つかどうかもわからない、ハイリスクであることだけしか、私の頭には入って来なかった。

この病院は、がんセンターでもあるので、すぐにガン治療専門の医師にバトンタッチされて、
説明を受ける。


骨肉腫には良性はありえない。 楽観的な私はちょっと心が折れた。

手術のことも色々説明されたけど、12歳のダイナ、もし1%の確率で成功して、心臓も大丈夫だったとしても、術後の傷が完治する頃に寿命がきてしまうかもしれない。

ずーっと痛みの中にいるのも可哀想だ。
それなら、このまま緩和治療で細くていから長く生きていて欲しい。

「骨肉腫の場合、残りの時間は年単位ではなく、月単位です。」


ここで、完全に心が折れてしまった。


一人で聞くのはちょっと辛すぎた。


「今後の治療方針については、(手術のことも含めて)家族と相談してからにします。」


と、ダイナと家に帰りました。



家族全員の意見は、手術はNO。 


先週金曜、今後の治療方針を病院で相談してきました。
私はもう心が折れてしまったので、姉に行ってもらい、獣医同志で相談してもらうことに。
学生のころから知っている同志なので…。


骨肉腫という病気は、大型犬には少なくはないそうです。
ただ、ほとんどが大腿骨に出来ることが多いようで、ダイナのように肋骨の骨肉腫の症例は少ないそうです。

症例が少ないということは、予測がしにくいということです。

これからは様子を見ながら、週に一度もしくは隔週でレントゲンを撮り、病巣の進行状態や臓器への転移を把握しながら、痛み止めの薬をレベルアップしたり、骨が溶けだすスピードを遅くする薬を使ったり…など、痛みを緩和することを主な目的とした治療をしていきます。

姉からの説明で、少し立ち直った私は、またちょっと楽観的に、

「いつ止まるかわからないと言われても3年も止まらなかった心臓を持ってるダイナだから、骨肉腫の進行も、もしかしたらすごくゆっくりかもしれない…」

と思うことにしました。


何故ダイナは「房室かい離」だの「骨肉腫」だのと、怖い名前の病気になってしまうのだろう…。

大型犬で12歳といえば、充分長生きなのかもしれないけど、前に飼っていたアフガン(14歳で老衰)は、12歳の頃には見た目もすっかりお爺さんだった。

ダイナは見た目だけなら、まだ全然年寄りには見えない。

きっとそれが、私が前記の事すべてを受け入れ難く思ってしまう理由なのかもしれない。


心臓が急に止まってしまうかもしれないって、覚悟していたつもりだったけど、
ちっとも覚悟なんて出来てやしなかった。


でも、この先ダイナはどんどん辛い日々になってしまうから、少しでも痛くないよう、辛くないようにしてあげたい。
私も少しづつ覚悟を固めていくからね。

楽しい場所へ連れ出してあげることも中々難しくなってしまったけど、今までと同じように平穏に過ごしていきます。


肋骨に出来たのが幸か不幸か、四肢の動きには支障がない場所なので、ギリギリまで歩けなくなることはないそうです。
大好きなお散歩もまだ行けます。



今日もダイナは元気です。



私自身、心臓の事ばかり気にしていて、まさかもうひとつ爆弾を持ってたなんて思いもよらなかったので、先日、撮影会を開催するにあたって、「ダイナに会いに来て~」と皆さんをお誘いしてしまったことに、ちょっとだけ後悔も。

会った事無ければ、遠い出来ごとで済んだはずなのに、ちょっとでも思い入れが増えてしまうと、驚かせてしまうし、申し訳ないな…と。


でも、ホントにギリギリのタイミングでダイナのキレイな姿を残すことが出来たので、許して下さいね。

Untitled1
今日のダイナ。
タバサはダイナ姉と一緒だと嬉しいね。

Img_0272a
小さい子供達に囲まれて、ご満悦。

Img_0279a
元気です♪




コメ返しは出来そうもありません。ごめんなさい。

|

2010年4月 9日 (金)

お花見と…撮影データが届いた♪

Img_0191

先週の土曜日。

特に用事が無かったので、家でボーっとしていたら、姉からお誘い。

小金井公園で、大学の生徒さん達が花見をしていて、「先生も来て!」って言われてるから一緒に行かないか…と。

と、いうわけで、タバサをスリングに詰め込み、電車でGO!!

Img_0190
獣医大学の学生さん達は、ドックランの真ん前で花見をしてた。

なんかちょっとおかしかった。(笑)

Img_0196
頭上にはちゃんと桜の木♪

Img_0192

せっせと色々焼いてくれた~♪

Img_0193
タバサの写真がこれ一枚って、どういうこと??(笑)


日ごろ、自分は成長してないなあ~と思うことは良くあるが、さすがに学生さんの飲み会の雰囲気には、着いて行けない自分を感じる。

当たり前か。娘でもおかしくない歳の差だもんね。

みんな良い子ばかりでした~。
(講師のセンセイのパンツ脱がしてたケドね!(爆)




と、ドックランにアフガンの子犬発見!!
思わず走って見に行っちゃいました~。

Untitled2

7か月の女の子。
まだパピーの毛で、超かわいい!!

Untitled1
お顔の毛は、大人になると自然と無くなります。
これは、パピーの時だけの顔。

ダイナもこれぐらいの時に家に来ました。

これからが楽しみなアフガンちゃん。
今は大変って言ってたけど、頑張って下さいね。




そして、水曜日。

先日の撮影写真のデータが届いた!!

Img_0246

CDにはタバサとダイナが~♪


撮影の全データなので、膨大な枚数。
見るだけでも大変。 

でもニタニタ~(笑) イケないサイトを見ているオヤジのごとく…。


まずはタバサから~。

159b
良く見るタバサの光景~。あるある。(笑)

182b_2

こんな顔のタバサも好き♪

201b

これは当日、印刷してもらうか悩んだ一枚。

203b

ケーキなのか?おやつなのか?悩む…。

205_2b
そして…困る。

227_2b

ちょっとモデル顔のタバサさん♪

242b

セーターもアピールしてくれてるらしい…。
お腹側の出来具合しか伝わらないけどね。(笑)

タバサなりに頑張ってた!!
アントワネットの方は、ビビってるので、ほぼ動き無し!
(てか、枚数多すぎて、断念…)

ではでは、ダイナさまです♪

078b

カメラマンさんはこれがいい!って言ってた。

疲れちゃうのか、他は全部フセしちゃってたもんね。
オスワリしてるのは3枚だけだった。

062b
優しい顔なので、これも迷った…。

083b

129b

ちょっと不機嫌におなりです…。

162b

こんな顔、好き♪ ちょっと笑ってるみたいで…。

202b

113b
寝ちゃダメ~!! この方、本気で寝ようとしてました…。

100b
起こすなよ!とやぶにらみだけど、絵的にはツボかも…。

205b
挑発的な表情もツボ。(対アフガンにはMなので…)

116b

「ミナちゃん(姉)来るって!」 と言うとこんな顔をする…。
この日、何回ミナちゃんは登場したのだろう…。

カメラマンさんも「ミナちゃん…」って言ってたもの。(笑)

219b

これはA3に伸ばして印刷してもらいました~。
足飛び出しバージョンです♪





長々とすいません。親バカなもので…。(笑)
ダイナのもタバサのも、まだまだいっぱいあります。
また小出しにしちゃうかも…(笑)  「またかよ」と親ばかぶりをお笑いくださいませ。



ダイナはほとんどフセの状態だったのですが、こんなにいろんな表情をしてくれました。
プロってすごいなあ~。

体調も考慮して頂いて、素敵な宝物が出来ました。

たくさんの写真に全部額縁を付けて頂き、とても手間のかかることだったと思います。
(額縁写真の全データCDは今回だけのサービスだったようです。)

ありがとうございました!!


写真を入れる額縁(フレーム)買いに行かなくっちゃ~!!

| | コメント (18)

« 2010年3月 | トップページ | 2010年5月 »