イヌをかうといふこと…
またすっかりサボってしまった…。
海おさの事も写真を撮らなかった事を言い訳に、何気にスルーしようとしてたりして…。(笑)
お天気はイマイチでしたが、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
いつもいつもありがとうございます!!(超~遅いケド)
里親募集のびびくんは、5月25日からトライアル中です。
25日、預かりボランティアさんの自宅近くの富岡インターでびびくんを受け取り、
里親希望の方のお家へ…。
ひとときのドライブデート
車の中も休憩したサービスエリアでも、超~良い子!
大宮方面へ送り届けたのですが、途中渋滞などもあって、時間かかってしまったんだけど、
高速に乗ってる間は爆睡!(笑)
一般道に出てからはキョロキョロと周りを見てたけど、立ち上がったりすることもなく、
大人しくドライブケースの中に納まってました。
里親希望のお宅では、御家族そろってお出迎えいただいて、甘えっ子のびびくんにとっては、愛情を一杯もらえそうな環境。
お家の中の注意事項も色々とアドバイスさせてもらい、びびくんをお願いしてきました。
「決して頑張り過ぎないで下さい」
これは「無理!」だと思ったら、すぐにトライアルを終了して下さいねという意味。
人間が無理に頑張ることは、決してびびくんの為にはならないので、冷たい言葉だな~とは思うけど、びびくんの為に伝えた言葉だった。
私もジジとシンディをトライアルして里親になった身である。
その時は「頑張り過ぎない」という言葉は思いつきもしなかったし、普通に「頑張ろうっと!」と思っていたはずなんだけど…。
時に頑張り過ぎてしまう人がいるそうなのだ。
ボランティアさん達は、たくさんの子達をトライアルに出しているので、そういうことがとても気になるのだとわかった。
例えば、「1カ月トライアルさせて下さい」と言って始めたけど、1週間で「無理だ!」と思ってしまった…。でも1カ月って約束したから…と、無理無理頑張ってしまう…。
これって、人間も大変かもしれないけど、そんなことより付き合わされる犬の方がかなり辛い日々になってしまいますよね。
だったら、無理だと思った瞬間に返して下さい!犬の為です!って事なんだと思う。
今回、びびくんの事に関わらさせてもらって、あらためて「里親になるということ」を考えさせられた、良い機会だった。
最初の飼い主は自分では決められなかったから辛い思いをしちゃったけど、次の(3,4度目って子もいるかもだけど)飼い主は、自分で決められるんだよね。
それくらいの権利、持ってたっていいよね。
里親探しっていうのは、その手助けなんだって思った。
まだまだ不幸な犬達がいる中、甘いコト言ってると思われてしまうかもしれないけど、
今回、私が強く感じた事です。
びびくんのトライアルは現在のところ問題無く、順調に進んでいます。
御家族みんなに可愛がられて、楽しく過ごしているみたい。
一応、2週間のお約束なので、良い結果のお知らせが出来る事を祈っています。
タバサさ~ん、後ろでじじおが浮気してますよ~!!(爆)
いぬをかうといふこと…
考えさせられる日々の中で、思い出したこと…
母はダイナを迎える時、ダイナの寿命を14歳と計算し、その時自分は何歳になってるから、それまでは自分で散歩出来る!大丈夫だ!と判断して飼ったのだと言った。
4年前に胃がんを患った母、早期発見だったが、ちょっと良くないタイプの癌だった為、手術等の説明を医師から受けていた時に、「あと5年だけは生きたいんです。」とつぶやいたそうだ。
横にいた父も「??」だったらしいけど、医師も「どうしてですか?」
「ダイナを残しては死ねない」
と言ったらしい。
父も医師も「おいおい…」って感じだったと思うけど。(笑)
「お前達よりダイナが心配なんだってさ。」と父に笑いながら言われたけどね。
結果として、母の手術は成功し、体重は戻らないけど今でも健康に暮らしていて、
逆にダイナは予想の寿命よりも早くに亡くなってしまったわけだが…。
まあ、たぶん何とか暮らして行くであろう、いい歳の娘二人の心配より、ダイナ様だよねって話なんですが(笑)、
犬好きの「イタい」おばあさんって感じでもあるのですが…
そこまでの覚悟で犬を飼ったんだ、この人は! …と、小さく尊敬したのも、また事実。
シンディを迎えるにあたっては、もう自分は最後まで責任を取る自信がないので、
「家に来て欲しい」と強く思っているくせに決して言わなかった。
「あなた達が覚悟しなさい」ということだったんだと思う。
同じ重さの覚悟が出来ているのかは私にも定かではないけれど…。
「いぬをかうといふこと…」
私にとってはタバサとジジとシンディと暮らしている間、ずぅ~っと考え続ける永遠のテーマなのだろう。
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コメント
ビビくん、車の中でも
イイ子でエライですね☆
優しいご家族の元でトライアル
楽しんでるかな。
頑張りすぎない・・・大事なんですね。
ゆみ姐さんのお母様、ほんとに
素敵です!
『いぬをかうということ』
たくさんの事を学ばせてもらってる気が
します☆
投稿: てぃばぶ | 2011年6月 3日 (金) 08時50分
全ての犬を飼う人達が、こういう気持ちを持ってくれれば、不幸な思いをする犬は無くなるに違いないと思います。
投稿: りく | 2011年6月 3日 (金) 11時30分
びび君、順調そうでなによりです。
それにしても可愛い♪ね!
「いぬをかうといふこと…」ふですね!
ふ~っと力を抜いて基本は人間と一緒。
一緒に住んでいる人、気にかけている人、
なんやかや気にかけて捨てたり虐待したりしないでしょ~普通は…
でも人間と違っていぬは人間ナシでは
生きられない、人間とともに生きてきた歴史が
あるからね~
今、テレビ朝○の
『犬を飼うということ』を見ていても
色々と考えさせられるよ~
投稿: かえでママ | 2011年6月 3日 (金) 22時00分
てぃばぶさま
びびくん、このまま上手くいってくれるといいのですが…。
ホントに可愛くて良い子なので、早く落ち着ける住処を手に入れて欲しいです。
もちろん頑張ることは前提なんだけど、時として無理な頑張りは、犬にとっては迷惑な結果になったりもする…というか…。
その辺が難しいですよね。
母はね~(笑)
生命の危機だっていうのに…皆、一瞬ズッコケたんですが…。(笑)
いぬとの日々、お互いに成長しているのでしょうね。
投稿: ゆみ姐 | 2011年6月 4日 (土) 01時36分
りくさま
コメント、ありがとうございます!!
色んな人間がいて、色んな考え方があるのだろうけど、命ある者同士の付き合いですもんね。
まだまだもっと酷い状態の犬達がいることも承知の上ですが、せめて自分が関わった保護犬には幸せになってもらいたい。
これもまたエゴであることに違いはないのですが…。
投稿: ゆみ姐 | 2011年6月 4日 (土) 01時47分
かえでママさま
すべてをスルーして、やっぱり気がかりなびびくんなのです。(笑)
もう何度も会っているので、可愛いし、幸せになって欲しい!!
いぬをかうといふこと。いふことです。(笑)
人間と犬との長い歴史と、時代と共に変化してきた飼われ方…すべてをひっくるめての「いふこと」なのです。
責任とか覚悟とか…まずは人間側が健全であり続ける事。
体を壊す事もそうですが、心を病んだ飼い主の犬は、同じように心を病んでしまいます。
生活力とかもだけど。(これが一番自信が無いわたし…(笑))
色んな事、考えさせられた。
投稿: ゆみ姐 | 2011年6月 4日 (土) 02時04分
さすが!ゆみ姐のお母さん。って思う。
今、我が家にいる7匹の家族が寿命を全うするまで、あたしも死ねないって思ってます。
うちのパパでは、とてもお世話は出来ませんから…
同時に、パパの年齢を考えると次に我が家に来るであろう仔は、最後の仔であろう?ということも覚悟して飼わないといけない。
と最近、考えさせられる今日この頃。
投稿: yuzuamma | 2011年6月 6日 (月) 13時30分
yuzumamaさま
母は犬好きのイタいおばあちゃんなんだけどね。(笑)![](http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/coldsweats01.gif)
平気で犬にアイスクリームとか食べさせちゃったりもするし…。
自分の年齢とかも気になる年頃になっちゃったってのもあるのかもね。
家もシンディが最後のアフガンかもしれないし…。
「最後まで面倒をみる」当たり前じゃん!普通の事だよ!って思ってたけど、突き詰めて考えると、結構大変な事なのかも…。
この先何が何でも生き続けなきゃいけない訳だし。(笑)
病気はもちろん、交通事故にも合えないし。
飼い主は常に元気じゃないとね!!
投稿: ゆみ姐 | 2011年6月 7日 (火) 01時59分
びびくん、なんだか幸せの予感・・
うまく行くとよいですね。
確かに、私も自分の年齢とルーイの年齢を考えて大型犬はこれで最後!と思い、大盤振る舞い(?)でアフガン飼いました。
前の犬の最後が忘れらず・・本当に、命を預かるつもりで最後まで面倒をみる・・決心がつくまでずいぶん迷いました。
最後がどんなに大変か、有る程度経験したからです。
そう、まず自分が健康で長生きしないとですね!
投稿: ガトー | 2011年6月10日 (金) 22時12分
ガトーさま
コメント遅くなって申し訳ありません!!
びびくん、幸せ掴みましたよ♪
色々責任も感じちゃったりして、あたふたしましたが、一安心です。
我が家は子供の頃から、犬がいなかったことがないくらい、ずーっと一緒に暮らしています。
1匹だったり2匹だったり…。
MIX、シェルティ、アフガン、イタグレ…すでに5匹の犬とのお別れも経験していますが…。
犬を亡くすことは悲しいことだけど、それ程の愛情が残っているなら、次の子に注ごう…と考えることにしています。悲しみ続け立ち止まることは誰にとっても良い事とは思え無くて…。
次の子が来ても、決して亡くした子達を忘れることはないですから…。
逆にあの子はこうだったよね~と毎日の犬の世話の中で思い出したりもして…。
30年前にいたMIXの子の話もつい最近して笑ったりしています。
そんなふうに生きて来たけど、次の子は…と慎重に成らざるを得ない年齢に来たのだな…と考えるようになったし、シンディはまさしくそのキッカケでもありました。
自分自身の健全な生活!!健康も精神も経済力も!!
頑張らなきゃですね。(笑)
あ、頑張り過ぎずに頑張ろう♪
投稿: ゆみ姐 | 2011年6月14日 (火) 10時55分
ビビくん、幸せに暮らしていて嬉しいです。セカンド チャンスをビビくんに与えて下さり有難うございます。私はオーストラリアに住んでいますが イタグレを2匹飼っています。家が明るくなります。笑いが増えますね。
投稿: 久美子 | 2011年6月19日 (日) 20時25分
久美子さま
はじめまして。
コメント遅くて申し訳ありません。
びびくん、出会ってしまったので、幸せな生活を掴んで欲しいと、強く願いました。
いっぱい可愛がってもらってると思います。
橋渡しの片棒を担げて、私も嬉しいです。
たくさんの命を救う事は出来ないけど、出来る事から一つづつ! 友人たちにも協力してもらいながら…です。(笑)
オーストラリアから見て頂いてるのですか~。
すごいな~嬉しいです♪
イタグレは総じて甘えっ子が多くて、なんとも言えずかわいい存在ですよね。(笑)
イタグレを飼う6年前までは、こんな感情にはならなかったけど、うちの子以外のイタグレもみ~んな気になって仕方ないです。
投稿: ゆみ姐 | 2011年6月25日 (土) 01時52分