ダイナの思ひ出…
早いもので、26日でダイナが亡くなってから一年が経ってしまう。
その後の展開が激しかった一年だったので(笑)、ホントにあっという間だった。
骨肉腫に侵されなければ、彼女はまだ細く長く元気に命をつないでいたのだろうか…。
考えても仕方ないことだけど、やっぱり時々思ってしまう。
ダイナは6カ月で家に来た。
ショータイプのアフガンしか繁殖してないブリーダーさんなので、子犬を譲ってくれることはほとんど無く、ショー用としてどうかを見極めるまで手元に置いておくような方だった。
ショー用としての見込みが無くなったダイナは、「ショーに出す気はないけど、お宅の犬を譲って欲しい」とお願いしていた我が家の元へ。(笑)
毛量は少ないけど、キレイな子だった。
初日から最期まで、ずっと良い子だったような気がする。(笑・親バカ?)
生後6か月も親や兄弟、その他ワラワラいるアフガン達と、砂利敷き運動場もあるブリーダーさん家で暮らしていたので、社会化はばっちり出来ていた。
しかもショー用としての有る程度の躾など、キチンと手を掛けてもらっていた。
生後40日そこそこで親元を離れているタバサとの差はハッキリしている。
(やはり社会化は大事なことなんだなあ~と思う)
日本人は「赤ちゃんから育てたい」と強く思うのが一般的のようだけど、確かにパピーは可愛いけど(タバサも超可愛かった!)、あまり我が家はこだわっていない。
ダイナもその前に家に来たシェルティのレディもブリーダーさん家から6カ月くらいで譲り受けている。
その後の愛情に何の違いも無い。
今、家にいるジジとシンディも。
ダイナは家に来た日から、吠える・引っ張るなどの問題も無く、人間の歩く早さに合わせて歩けるような子だった。
8歳くらいまでは月に一度、精神病院?へ訪問活動もしていて、セラピードックみたいな事もしていた。
患者さん(特に痴ほう症の御老人が多かった)はとても楽しみにして下さっていたようで、その日だけは意識がしっかりとしてしまう人や、家族に運動靴を用意してもらい、密かにダイナと走ろうと企てた方がいたり…。
皆さんにオヤツを貰えるので、ダイナも楽しかったようで、後半は私達家族の付き添いも無しに、病院からのお迎えの車に乗って、一人で東京の病院まで出勤(?)していた。(笑)
訪問活動を引退してからも、散歩中に車いすの方に出会うと、自分から寄って行って、ずいぶん喜んでいただいた。
ダイナはきっと、「車いすに乗ってる人はオヤツをくれる人…」と思っていたに違いないのだが…。(笑)
イタズラはした。(笑)
特に革製品と毛皮には目が無かった。
革製品は高価なモノがお好きなようで、安物は咬まないけど、ブランドものとかヌメ革のバックとかは咬んでしまう…。
幸いブランド好きがいないので、あまり高価なものは誰も持ち合わせていなかったけど…。(笑)
父はロエベのビジネスバックをカジカジされて、歯型が付いたまましばらく使ってたようですが…。
コートの襟やそで口のファーもフェイクだったら大丈夫だけど、本物だとやられてしまうので、取り外し可能のモノしか着れなかったな…。
心臓が丈夫だったら、コーシングは得意だったかも…なんて思ったりもする。(笑)
こんな風にきっとずっと思い出は残ってる。
それは全部楽しい思い出で。
後悔が殆んど無いからかな…。
辛そうな姿を見なくて済んだからかな。
唯一ごめんねって思っているのは、骨肉腫の発見が遅れてしまったこと。
結果は同じだったと思うけど、もうちょっと早くから痛み止めを飲ませてあげられたら、
もっと楽に過ごせる時間が長かったのにね。
春頃は痛かったんだろうな…。
犬って、人間が想像する以上に我慢強いので、病気に気付くのが遅れたり、気付いた時にはかなり進行してるってことが良くあります。
レディ(シェルティ)も副腎腫瘍だったのですが、内科的治療を続けながらも元気に生活をしていたのにある日突然ぐったりとなり、すぐに病院に運び、手術(それも成功の確率は低い手術だった)…しかしその甲斐無く、お腹を開いたら既に副腎は破裂状態で為す術なし。
結局そのまま亡くなってしまったのですが…。
ちょっと変って思ったら、様子見…という選択もあるけど、やっぱり病院に連れて行って欲しい。
何でも無かったとしても、それを無駄足・無駄金と思わないで欲しい。
後悔するくらいなら…。
湿っぽくなってしまいました。
もう少しバカ飼い主にお付き合い下さい!
ダイナの写真!! 「これでもか!!」編
勝手に頂いちゃったのも入ってます。(笑)
「ダイナ姉~!! 嫌いでちゅ!!」 byタバサ 渾身の仁王立ち…(笑)
お子様サービス中…その1。(知らない子) 三つ編み出来るかな?
さすがにしつこいので、今回は3枚で我慢!!(笑)
これ↓ 以前流行ったね。
久々にやったら、またハマりそうになった。(笑)
ウォーホールのダイナ
壁画!!
描かれちゃってます…
個展も開いてみたりして…。
バカ飼い主にお付き合い頂き、ありがとう!!
ダイナもあっちで笑ってるかな…。
今の我が家は、きっとダイナが、淋しがってた私達に引き合わせてくれた(と思ってる)
ジジとシンディと…相変わらずのタバサとノン兄とウル。
ダイナがいた時以上のドタバタの毎日を繰り広げているよ。
ダイナの話もしょっちゅう出て来るよ。
毎日笑ってるよ。
大好きだったレディ姉に出会えたかな。
うるさい!って怒られてないかな。
タバサのことを「うるさいチビ!」って思ってたかもしれないけど、
レディはダイナのことを「うるさいデカ妹!」って言ってたと思うよ。(爆)
まだ先になるけど待っててね。
一年は早いね…。 だいすき そして ありがと
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コメント
泣いた。
でも、悲しくての涙じゃないの。
投稿: すみれ | 2011年7月23日 (土) 08時51分
ダイナ様、きっと笑って喜んでくれてるね♪
ダイナ様にとってダイナ様が忘れらていない事、
みんなが涙に暮れず明るく過ごしている事、
これが一番ですね!
miliさんの撮影会がダイナ様に会えた最初で最後…
あんなにもキレイで気高く撮れている写真をみても
その後半年もせずに逝くなんて想像出来ないほどです。
楽しい日々を一緒に過ごしてくれるワンにゃんは
人間にとって素晴らしいサプリメントだなぁ~♪笑
私もすみれさんと一緒、ほろっとしちゃった。。。
投稿: かえでママ | 2011年7月23日 (土) 21時31分
すみれさま
ありがとう。
実は書き終わったら、私も泣いた。(笑)
きっと似たような感じ。悲しい涙じゃないんだよ。
初めて犬を飼った人もたくさんいると思う。
別れを恐れないで…と言ってあげたいし、ペットロスになんかなっちゃダメだよ!って言いたくて書いてみた。
投稿: ゆみ姐 | 2011年7月23日 (土) 23時57分
かえでママさま
ありがとう。
ダイナ、今頃何してるかな…って良く話してます。
レディに会えたら大喜びだよね。とか。(笑)
一番最初に飼った(幼稚園の頃)雑種のムックに「ちょいちょい」と呼ばれて、「俺はずっと外で飼われてて大変だったんだぞ!」って「お前達は誉めて育てられて良かったな~俺の頃はナア~…」って、管を巻かれるるんじゃない?
と、姉と大爆笑。
撮影会のダイナ、ホントはちょっと痛くて辛かったと思うけど、穏やかで良い表情してるよね。
親バカ承知で、キレイな子だなあ~って思うもの…。
タバサ・ジジ・シンディを大好きな気持ちと、逝ってしまった子達とは、同じ重さだけどでも心の別の場所でずっと「だいすき」って思い続けるもんなんだな~って感じてます。
投稿: ゆみ姐 | 2011年7月24日 (日) 00時14分
ダイナちゃんって、アフガンらしいアフガンですね。
スゴイー!セラピードッグじゃないですか。
気立てのよさもピカ一ですね。
おすましのお写真もステキだけれど・・私はタバサちゃんとの「スキスキ~」が一番お気に入りになりました!
沢山のありがとうがあふれてますね。
投稿: ガトー | 2011年7月24日 (日) 09時04分
ガトーさま
最初に飼った、オスのアフガン「サトル」の方が、俺様・王さまって感じで、もっとアフガンだったかも。(笑)
ダイナはちょっとソフトな感じで、猫っぽい所もあり、女っぽい意地悪な所もあり…。
賢いゆえのズルもしたけど、良く考えて行動してる感じがして、大好きでした。
セラピードックは、ちゃんとトレーニングとかはしてないので、なんちゃってなんですけどね。
「ドックセラピーによる診療の効果…」みたいな論文を書く為に頼まれてお貸ししていた感じです。
ダイナはオヤツ目当てで、嬉しそうに出勤してました。(笑)
ブログを始めるまで、あまり写真を撮る習慣が無くて、若い頃の写真がとても少なく、残念な事をしてしまったなあ~って思っています。
撮影会のダイナは、初めてルードリッヒちゃんにお会いした日の2週間前くらいの姿です。(笑)
好き好き~は私もお気に入り。
嫌い~の仁王立ちのタバサも、頑張ってダイナより大きく見せようと手のひらまで開いてるのが、笑える一枚です。
投稿: ゆみ姐 | 2011年7月24日 (日) 21時36分
ダイナ・・・美しいアフガンですね。
ダイナへのゆみ姐さんの想いに胸も目頭も熱くなり
泣いてしまいました。
ゆみ姐さんのように、私もAshへ愛情をたっぷり注いであげたいと更に強く感じました。
投稿: Ashパパ7&ママ | 2011年7月24日 (日) 23時15分
Ashパパ&ママさま
昨日はゼブラでお会い出来て嬉しかったです。
美味しいどら焼きありがとう♪&ママさんお誕生日おめでとう♪(笑)
ダイナ、キレイでしょ!!(親バカ)
心臓も悪かったんだけど、骨肉腫さえ無ければまだもう何年かは生きてたんだろうな…と、残念ではありますが、出来る事はやってあげられたような気がしてるので、ひどい落ち込みはありませんでした。
不慮の事故…などだと、長く引きずってしまわれるケースもあるかとは思うのですが、幸いにして私の場合は「覚悟」する事が出来るだけの時間がありましたから。
何が起こるかはわからないからこそ、後悔が残らないように犬との日々を大切に、ケアを大事にしていくことが、ペットロスなどの悲しい日々を回避出来る手段なのかな~と思ったりします。
アッシュくんとの楽しい思い出をいっぱい作っていって下さいね~!!
投稿: ゆみ姐 | 2011年7月25日 (月) 21時36分
お久しぶりです。悪口書かれてないかなーって夜な夜な検索してたらこの記事にあたって泣きました(泣)
なんか愛情あふれた写真ばかり。そして撮影会での写真。1年以上たったんですね。お世辞とか?自意識過剰じゃなくて本当にいい表情したいい写真だなって思いました。写真だけど写真の内面からあふれてる何かがある気がしました。ダイナ様にとってはつらい時期だったかもしれないけれどゆみ姐さんがこうして写真を見てダイナ様の事を思い出してくれてるならきっと喜んでくれてますよね。
そう信じたい!私はアフガンみるたびダイナ様思い出します。長々と失礼しました。
投稿: みりです。 | 2011年10月12日 (水) 00時39分
みり。さま
お久しぶりです!!
航空公園、私も週2くらいは行ってるんですが…中々お会い出来ませんねぇ。(笑)
悪口書く人なんていないでしょ~?
あんなに素敵な写真なのに!!
もう亡くなって1年以上経ち、我が家は何故かジジ・シンディ・クリコ(猫)…と、増殖傾向にありますが。(笑)
でもダイナの事はしょっちゅう話題になってます。
きっと何年経っても忘れないし、何年経ってもみり。さんに撮って頂いた大判の写真をしみじみ眺めて、「あの時撮ってもらった事、勇気を出してお願いした事、正解だったわ…」って、
「ダイナったら美しかったわ…」(親バカ)って、思うんだろうな~って思います。
投稿: ゆみ姐 | 2011年10月14日 (金) 13時21分