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2011年9月

2011年9月22日 (木)

クリコです。

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クリコです。




……また増えちゃった……。(笑)

もうこれで打ち止めです!!と、固く心に誓う!!




10,11日の週末に、軽井沢にお客様が来る事になっていて、週明けの2日程片づけなどでのんびり過ごし、自宅に戻る日。


荷物が少ない時は、保護犬・猫ちゃんの搬送を手伝えるよ~って、軽井沢のシンディ元ままと約束していたので、猫ちゃんを東京方面へ…お届けするはずだった。


するはずだった…。(笑)


一目見た瞬間、「クリちゃん!!!」


25年前くらいに、初めて飼った猫のクリちゃんにそっくり!!



「里親さんが決まってたんだけど、キャンセルになっちゃったから、募集中なの~」



「え~…どうしよう…。」



帰りの高速道中「どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう……」


1時間半後、三芳SAで「とりあえず、トライアルってことで…」(笑)



と、東京方面に向かう事無く、我が家にお持ち帰り…。





てなわけで、家の子になっちゃいました。




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すっかりリラックス…。


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わ!!目を開けたらヤバイ顔になってた。(笑)


長野の某ペットショップで売れ残り、繁殖に使われていた♀猫ちゃん。

立ち耳スコティッシュホールドだと、一応血統書にはなってますが…。


立ち耳だとしても耳が大き過ぎるし、顔の形もスコじゃないし、目の色はペルシャの色で…


スコの要素はまるで無しなんだけど…(笑)


この子を繁殖に使っちゃうって事自体、「???」って感じなんですが、血統書を出しちゃう団体もあるわけで…。

犬猫の生体販売に反対な私としては、「こんなもんだよね。」って笑っちゃうんだけど。



な~んてことは、クリコちゃんには何の責任もないので、置いていおいて。


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一緒に預かった書類に入っていた、2年前のクリコちゃん。


たぶん、ショップが撮った宣材用。

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今はこんなにふっくらしていないけど…。


びっくりするほど小さいです。

6カ月くらいの子猫ちゃん並です。


家のウルさんの半分もないかも。


性格はおっとりで、猫も犬も大丈夫。


シンディが時々追いかけちゃうけど、そのたびにタバサに叱られ…(笑)

クリコちゃんはあまり気にしていないようで、のほほんとしています。


健康診断と、もうちょっと太ってから避妊手術もしなくちゃね。

我が家の草食男子猫2匹をうまく手玉に取って、快適に暮らしていくといいよ。(笑)




初めて飼った猫に似てるっていうことで、昔の写真を探して見た。

数が少ないし、良く写ってるのが見つからなかったんだけど…。

改めて見てみたら…似てるなんて言うと申し訳ないくらい、クリコちゃんの方が断トツ可愛かった。

だって…昔のクリちゃんは…

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これですもん。(爆)

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当時、「ブサカワ」って言葉は無かったけど…。


ペルシャとトラ猫の雑種。

顔は見事なまでにつぶれていて、毛はブルーとトラが混じっていました。

孤高のクリちゃんは、誰とも仲良く出来ず、究極のツンデレ猫。(笑)



クリコちゃんに似ている所は、毛の感じと目の色だけだったかも…。

思い出って美し過ぎたのね…。

20年の間に、クリちゃんを美化していたのかも…。





てなわけで、昔のクリちゃんよりも、数段カワイイ「クリコ」ちゃんです。



犬3、猫3 になってしまいました。

これ以上は増やしません!!ホントです!! (笑)

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2011年9月18日 (日)

お仕事モード?

また8月中の話だった…。溜め過ぎ…。(笑)


8月27日、さいたま市動物愛護ふれあいセンターで開かれた、「わんちゃんとのふれあい方教室」のお手伝いに行きました。

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ここで、譲渡犬を見学出来ます。

初めて行ったのですが、とてもキレイで明るい施設。

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この企画は獣医大の看護科の学生さんたちが取り組んでるプログラムで、今回は小学1年~3年生までの子供を対象として、正しい犬とのふれあい方を楽しく学ぼう…というもの。

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何で、私達がこんな所へ…?  byタバサ


確かに!(笑)


子供たちが「犬のふれあい方」のお勉強をした後に、実際にふれあう犬が必要なんだって。

当初、こちらのセンターの譲渡犬をお借りする予定だったのだけど、「ふれあい」に使えるということは、=譲渡にとっても適している犬ってことで…。

この企画の為に残して置くわけにはいかないので、(早く里親さんが見つかる方が良い)当日にいるとは限らないってことで、君達が貸しだされることになったのだよ。(笑)


そこで、疑問!


ダイナ様亡き今、我が家にこういう事に向いている犬がいるとでも??(爆)


だってタバサでしょ~  シンディでしょ~

かろうじて じじおか…。(笑)


シンディは他の犬がいるとガウガウ言っちゃうけど、子供に触られるのは全然大丈夫だから…。

タバサは無理か??



なんて、話していたら、センターの譲渡犬が1頭借りられることに…。


ここで、まさかのシンディ脱落…。(笑)

せっかく子供たちが犬とのふれあいを学んだ後に、さあ実際に犬を触ってみましょう!
で、シンディが譲渡犬に「ガウガウ~」…では、すべてが台無しになっちゃうので、
控室で待機…になってしまいました。あはは。



頼みの綱のじじお君、頑張るのだ!!

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始まりました。

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皆の後ろで見てるのです。

この後、譲渡犬が登場する前に、シンディは控室へ退避です…(笑)



タバサはどうする??

でもこの時、何となく嫌な予感がしたのです。
ジジは人に撫でられるのは大好きだけど、「やらされる感」にとっても弱い。

自分から行くのはいいけど、「来るよ来るよ…」には弱いんじゃないか??


じじお一人だと頑張れないかもしれないから、タバサを付けておくことにしよう…。




予感的中…(笑)

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ジジ君が尻込んだので、代わりに私が頑張ります。親分だから…。

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タバサちゃんが大丈夫っていうから、じゃあボクも。 by じじお

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ジジくんがだらしないから、私が何とかしなくっちゃ!!

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何十回会ってる人にも触らせないことで有名な私が、初対面の人にナデナデ…。

マコパパ、うらやましい??(爆)

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お仕事だから、演じきったわ、私!!  誉めなさい!!




ハイ、誉めますとも。(笑)


いつも期待を裏切らない女よね、タバサって。 偉いぞっ!!

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シンディもせっかくだから、センターの犬がいなくなってから、触ってもらった。




そして最後は記念に集合写真

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学生さんに抱っこされて…。

最後まで演じきったタバサなのでした。

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2011年9月17日 (土)

夏の思い出~我が家の色々~

そろそろ最後にしないと…、九月も半ばだし。(笑)


まずは夏の初めの事件?事故??

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お盆休みのちょっと前、ゲリラ豪雨のような夕立の日、赤松の大木が倒れました。

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作ったばかりのフェンスも倒れ…父、茫然。(笑)

この日は旧軽井沢方面に犬も連れて散歩に出掛けていて不在。

夕立になったので帰宅したら、こんなことになってました。

留守にしてて良かったのかも…。

倒れる瞬間に家にいたら、相当怖いよね。(笑)

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翌朝、快晴。

危ないよ!って言ってるのに、確認に行くシンディ。

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大丈夫みたい…と、のん気に日向ぼっこ。

危機感の薄いシンディとじじお。
タバサは絶対に近寄りませんでした。(笑)

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フェンスを作ってくれた業者の方がすぐに来てくれて、お昼には大木を撤去。

傾いたフェンスも直してくれました!! 良かった良かった。





次、シンディ。

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初サロン経験をしたシンディ。
顔のヒヒ毛も切ってもらって、スッキリ・サラサラ…。

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アフガンみたい…って、アフガンですけど何か??

去年の夏は裸同然だったのに、良くもここまで伸びたもんだ。

シンディは2歳半くらいですが、飼育放棄で去年保健所へ捨てられちゃった子なので、
ここまで毛が伸びたのは初めてなんだと思う。


(そうそう、去年のちょうど今頃はボランティアさん宅から家出中。軽井沢から碓氷峠を越え横川付近まで行って、また旧軽井沢方面に戻って来る…という…1週間の大冒険…)



ブラッシングをされた経験があまりないようで(というか毛が無かったからいわゆるアフガンとしての本格的なブラッシングが今まで必要無かったんだけど)、とにかく梳かされるのが大嫌い。


ほんの数秒しか我慢出来ない。


なので、脇の下とかお腹に毛玉が出来てしまい、出来る限りは頑張って取ったんだけど、サロン送りになりました。
価格設定間違っているくらいの超お安い値段だったので、即予約!
次回からは気付いてしまうのだろうか……。

20年前にサトルをサロンにお願いした時の半額の値段だった。(笑)
そこはショー用のアフガン専門のトリミングサロンだったから高かったのかもしれないけどね。


嫌がるかもしれないので、無理だったら出来ることだけでいいです…。と、お願いして三時間半。


「まったく嫌がらず、いい子でした!」と、トリマーさん…。


なんですと~!! 私のブラッシングはあんなに嫌がるくせに!!



外面の良いシンディなのでした…。

じじおと一緒で、若いお姉さん好きなのかもね。

ジジくんも爪切り・耳掃除・肛門絞りの3セット1000円をこのお姉さんに以前してもらい、悲鳴もあげずにニコニコ終了。(笑)

なんだかなあ…。




次、見つけたモノ

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今年発見した、追分宿にある佐藤豆腐店。

昔ながらの懐かしい、豆まめしいお豆腐です。
木綿はしっかり固くって、それもまた美味しい。

見過ごすくらい古いというか小さいというか…の店舗です。(笑)
通りがかって、見つけられたら是非!! 湯豆腐にはサイコーです。

軽井沢警察近くのスーパーマツヤに、木綿豆腐は売ってました。
(ツルヤにはありません)

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ハルニレテラスでマルシェが開催されてた時に見つけたプチトマト。

シンディースウィートなんて名前が付いてる!! 即買いです。(笑)


お味は…新鮮なちょっと甘めの普通のプチトマトでした。(爆)

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普通でごめんね。 期待し過ぎなのよ…。   by シンディ





次は…急激に仲良し

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私が寝るとこは?って感じなのですが…。

この夏、タバサとシンディはぐぐっと仲良くなったみたいです。(笑)

特に後半、瑛ちゃんが来てからは、「団結しなくちゃだわ!」とでも思ったのか、ジジも含めて絆が深まったようです。

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大広間で炬燵に固まる貧乏性の家族のような…。

何故か固まって休憩…。

しかもリーダーは小さいけどタバサです…。(私達は親分って呼んでますが)

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誰か来た??

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「おやぶ~ん♪」

シンディがタバサに頼ってるという…おかしな関係になってます…。



そこらへんは人間が介入しない方針の我が家なので、
仲が良いならそれで良しって感じですかね。


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2011年9月12日 (月)

ジジくん一周年記念日なのです。

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本日12日、イタグレカレンダーに載ってるジジです。



今日で我が家に来て、一年が経ちました。


誕生日が分からないじじおくんなので、9月12日を仮の誕生日にしました。


何歳なんだ??(爆)



それすら分からないジジですが、保護された時に7~8歳くらい?と言われてて、
それから10カ月後に出会った時も7~8歳?って言われてて…。


それから一年経ってるから、当初の予想だと9~10歳??ってことになっちゃうんだけど、
我が家に来てからどんどん若返ってるような気もするし…。

かと言ってタバサと1歳違いってことは無さそうだし…。


今年も8歳ってことで、いいですか~??(爆)

超~いい加減!!




でもなんかず~っと前から一緒に暮らしてたような感覚で、

「えっ?まだ一年なの?」って。



悲鳴上げながら、ウンチとちっこを部屋中に垂れ流していたのは、遠い昔のように感じる…。



お互いに色々と学習したので、今はそんなことは無いからね。(笑)


落ち着ける場所があるって、ホントに大事なことなんだって思います。




何度も載せるとジジに怒られるけど…。

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初めて会った日のジジ

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タバサも一緒に 「はじめまして」

こう見ると、確かに爺かも…。(笑)

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日に日に表情が豊かになって行く様を見れるのは、最上の喜びなのです。

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座り方は爺くさくても…。

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若作りで乙メン倶楽部に所属するのです!(爆)

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あの鉄の女、タバサを陥落させる優しいウザキャラ…。(笑)

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ジュンイチ・イシダ……。(爆)

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疲れると、行き倒れのように寝てしまうけど…。

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じじおのお陰で、タバサの「鉄の女」はずいぶん柔らかくなりました。

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いつでも楽しそうな表情を見せてくれるじじおは癒し系。

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にわか作りでも…もうしっかりと「家族」なのです。



長生きしようね! ジジ。



あ、また多数を頂いた写真で構成しちゃいました。

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2011年9月11日 (日)

夏の思い出 ~びびくん留守番編~

さらに遡って、お盆休み前半の13日。

びびくん御一行様が軽井沢に遊びに来てくれました。


第一の目的は、びびくんを保護して一時預かりをして下さってた軽井沢の保護ボランティアさん達への近況報告と里帰りをかねて…。


パパさん、ママさん、お兄ちゃん、お姉さん2人の5人家族全員で!


この時点で「愛されてるね~びびくん♪」って思っちゃう。



折角の家族旅行だし、軽井沢は初めてということで、観光も…。


午前中は旧軽井沢方面で、色々と挨拶まわりをして、午後からは…。


石の教会が見たい!温泉も…それじゃあ♪


教会内の見学は犬NGだし、我が家も近いことだし…。



びびくん、家で遊んでる間に、見学&温泉に行っておいで~って事で、

お預かりすることになりました。


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びびくん参上!なのだ。

ついさっき、DOG☆ARTさんで買った服を早速着ているびびくん。

男の子だけど、カワイイからピンクなのです。(笑)

うさ耳のフードがかわいい、パイル地の着心地よさそうな服。

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知らない場所でも、全然物怖じしませんの。


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タバサにチェックされてますが…。


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チェック仕返しときましょうね。(笑)



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何か、また新しいおチビが増えてますけど…。


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ノン兄、困惑気味…。 「入っても大丈夫?」


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シンディ登場!  でも全然平気。

預かりさん家でスタンプーと暮らしてたから、大型犬も大丈夫なんだね。



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シンディは初めましてなので、気になるの。


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付いて来られると、ちょっとイヤだよね。

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どこまで付いてくる気??


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あ、行き止まっちゃった…。


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あれ?


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あの子、なにやってんの?? 危ないわよ。


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「お爺…いえ、おじしゃんに、ゴルフ指導してあげようかと…」


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「ハイ、よ~くボールを見て打ってみ」 byびび


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「おじしゃん、ホントに72のコンペで優勝したの?? まだまだですね~」


と、言ってたとか言わなかったとか…。(笑)



びびくんは、何故かこの切り株が気に入って、乗せた訳じゃなくて自分から乗って、
ずっと座ってました。

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抱っこされてたら、だんだんおねむに…



家の中でオヤツをもらって、遊び疲れて少々お昼寝。(笑)



「こりゃ、愛されるな~」と思うわけです。


あなたはその「性格の良さ」で、幸せを引き寄せたんだね。



誰と一緒にいても、全然平気でいられるけど…。

御家族が迎えに来た時の喜び様は格別。


もうすっかり幸せ家族の一員だね。

よかったね、びびくん♪

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2011年9月 9日 (金)

夏の思い出 ~瑛ちゃん編~

夏の間、ずっとPCを使って無かったので…というか、こっちに戻ってた時も写真を整理する暇がなくて、そのままになってました。


ケータイからの更新だと、私の古い機種の写メは、悲しい程に写りがヒドイ…。


PCで見て、自分でびっくりしました。(笑)
(普段とそう変わりがない? …そうですか、そうかもしれないけどサ…)


やっとPCに落とし込んだので、今更かよ!な「夏の思い出…」ちょこっとだけ続けます。



まずは瑛ちゃん編


31日に次の預かり先に送り届けたA子ちゃん。

素敵な名前に改名してあげて下さい!!と熱望して来ましたところ…

「瑛(えい)」という名前を付けて下さいました。


本人的には今まで呼ばれてた「Aちゃん」と、何の音の違いが無いので、混乱無し。


人間側の気持ちの問題だけなんですが、いつまでも少女Aじゃひどいよね。
(って、私が付けちゃったんだけどさ。)



てなわけで、瑛ちゃんとして日々、ちょっとずつの成長をしています。

現在の預かりさんのブログ!  http://blog.livedoor.jp/kanashimo/

とても気がかりだったので、瑛ちゃんの生活が伺えて楽しみにしている今日この頃です。

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初めて会った日の瑛ちゃん。左は兄弟犬の黒くん(仮名)

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お父さん犬。 オヤツは貰うゼって、逃げるくせにオヤツには寄って来る…。
ユニークなキャラのお父さん。ビックサイズ!!

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毛刈り中の瑛ちゃん。 足のかたまりを剥がされてます…。

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黒くんも…耳が何枚あるの?っていうかどれが耳??

耳を切っちゃいそうで、手さぐりの作業。

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小ざっぱり~♪

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小ざっぱりした2ワンは…超イケメンな姉弟でした!!

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そして、仲良し…。




その後、すったもんだ有りまして、我が家に連れ帰った瑛ちゃん。

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変なとこに連れて来られた…。繋がれちゃったし…。最悪……。

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超警戒中につき…

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出来る事なら、見ないで頂きたい…。  ハイ、了解!

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私のパンパンに腫れた手… 4日後ぐらい。

初めの頃はグロ過ぎるので、撮る気にならなかったけど、一応記念に(何の?)と撮っていたら、「只の太った人の手にしか見えないんじゃない?」と、家族の冷たいお言葉…。

画像を見たら、…確かに……。(笑)



最初の1週間くらいは、ストレスにならないようになるべく目を合わせない、覗かない
でも見える所にたまに立ってみたりする…って生活だったので、ほとんど写真は撮りませんでした。

写真もストレスだからね…。


なので、少し慣れて、毛布を掛けてあげられるようになってから…。

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余裕が出てきたら、時々覗く。 瑛ちゃんも覗く。

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ご飯は気にいらないとひっくり返す…。

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だって、食べたくないんだも~ん。

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そのくせ戻しておくと…後からコッソリ食べている。(笑)

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見てますよ!!

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ガムはいりません! 意味がわかりません、それ何??(警戒中)

結局咬まなかった…。牛皮の高級品!!
では、お安い豚皮はどうだ?と思ったが、それもお断りされた。

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瑛ちゃん、美人だね~。

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マズル短いから子供顔…。タバサと一緒。(笑)


ここからは動きたくないけど、庭に出ている犬達は気になるようで、良く眺めるようになった。

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走ってるシンディ。  ボケボケだけど…。

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覗く女たち…。

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シンディが来ましたけど…どうする??

あ、ちなみに瑛ちゃんの周りの各所に掛かってる布類は、目隠しの為だったり、
防寒用だったりします。
倒れたイスも、いざという時に、真っすぐバルコニーから飛び出さないよう、障害物になるように置かれています…。
お見苦しかったら…。

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どうしよう…。

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あ、行っちゃったね。  小さくク~ンって呼んでたの、私は聞こえたよ。

シンちゃん、つれない態度で無視でした…。

でも吠えあったりは一度もしなかったね。

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眠れぬ遠吠えの夜に、そうだ!と思いだして、出して来たダイナが使ってたクッション(布団?)

最初は「いらない!」って鼻で押し返されたけど…。

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気持ちいいと分かるとお気に入り。

そりゃそーだ、だってそれ羽根布団だもの。(笑)
コストコベットの何倍も高いヤツだもんね!(ダイナのお古だけど…)

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気持ち良さそう…。爆睡…。
今寝ないで、夜中に寝て下さい!!(笑)



でも、夜中に混乱中の遠吠え瑛ちゃんに3日くらい付き合ったお陰で、ずいぶん仲良しになったのは事実。

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呼ぶとここら辺までは出て来る。
あと少しで部屋に入れるのに、あと一歩が進めない…。

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ずっと見ない振りをしていたシンディも、ここまで接近するように…。
(瑛ちゃん用グッズをチェックしているのですが…オヤツはないよ!)

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瑛ちゃん、かわいいね~。

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美人だね~って、アップばかり撮ってると…。

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鼻で、ツンってつつかれる。(笑)

それはもはや攻撃ではなく、フレンドリーな「やめろよ~」でした。

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ちょっと裏声で「A~ちゃん♪」って言うと首を傾げる。

もっと高いへんな声を出すと……。

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あら、かわいい♪

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最後の日、記念に一緒にパチリっと撮ったら、鼻でチュってしてくれた。



こんなに信じてくれたのにね…。


家庭犬としては、まだ出来ないことだらけだけど、人間を信じてみようかな?って思える心は残ってたんだねって確信出来たから…。

たった2週間だったけど、最後に光が見えて嬉しかったよ。


瑛ちゃん、頑張れ!!

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2011年9月 2日 (金)

アフガンA 子 その4

アフガンA<br />
 子 その4
アフガンA<br />
 子 その4

A子ちゃんと過ごせる最後の1日。



せめて庭くらい歩けばいいのに…と思って、リードをちょいちょいと引いてみたが、やっぱり拒否だった。

その代わり、すっかりバルコニー内には慣れたようで、数日前から係留用リードの動ける範囲を広く伸ばしていたことに、やっと本人も気付いたらしく(遅いよ!)よく動き回っていた。


私がバルコニーに出ると、一瞬は定位置に逃げ戻るけど、しゃがんで「おいで」と言うと、小走りで駆け寄ってくれたりもした。



翌日、次の一時預かり先へ送り届ける為に車に乗せなければならない。
自分から乗り込むなんて奇跡は起こるはずないし、どうしたものか…。

相変わらず、リードを引っ張ると、慌てて隅っこに小さくなって逃げ込むし、どうにか首輪や胴輪を外そうと脱ぎにかかる…。



生まれてから、リードで引かれたことすら無さそうなので、仕方がない。



一度外れた事があるチョーカーだが、ずっと身体も頭も触らせてくれなかったので、付け替える事が出来なかったが、今なら頭をクシャクシャと撫でても平気になったので、違う首輪に付け替えておくことにした。

ちょっとビクッと「何するの!」って感じはあったけど、無事成功。


翌日の移動の際の反応は未知数だけど、何とかなるさと言うか私が頑張るしかないのだ。



A子ちゃんの夜泣きは少しは納まったが、早朝、目が覚めて一人で寂しいのか?4時半とか5時頃に鳴いてしまう。


30日も31日も早朝に鳴き出した。

バルコニーに出て付き合っていると落ち着いて、一時間くらいでまた眠りに付くのだが…。


家に入ってくれれば鳴かないのだろうか…。




午前中も少し鳴いたりしていた。
私を呼んでいるような鳴き方だった。

姿を見せると鳴き止み、消すと鳴き始める…。



庭で遊んでいる犬達をこの日は良く観察していた。

やはり仲間だと思うのか、シンディを呼んでクーンと鳴いたりしたが、シンディはつれない素振りだった。



出発の時間になり、いよいよ車への移動だ。

リードを優しく引いてみたが、やはり動けそうも無かった。


また暴れてしまうことも想定していたのに、Aちゃんはすんなりと抱っこさせてくれたので、そのまま車へと運んだ。



16日に連れて来る際に抱っこした感じからすると、2キロくらい体重が増えているような…。


いっぱい食べたもんね。

いいウンチをするようになったもんね。(笑)




車に入れられるケージは持っていないので、A子ちゃんは後部座席にそのまま乗せて、何かあると危ないからリードはヘッドレストに留めておいた。

少し動揺していたが、暴れたりパニックになったりはせずに、割りとおとなしく座っていた。



家に連れて来た時は、怖すぎて、外の景色を見ることすら出来なかったのだろう。


今回はちょっと余裕があるから、前後左右から見える色んな景色を目をまんまるにして、見つめていた。


停車中に横をすり抜けるバイクや自転車、歩行者には、その都度ビックリして慌てたりもしていた。




上信越自動車道を走りながら、こんなにも従順になってくれたAちゃんを思い、ちょっと泣けてきた。



あなたの気持ちがこの数日で急速に私に近づいてくれていたことには気付いていたけれど、もしパニックになってしまった時に、私一人では抑える自信が無かったから、極力嫌がる事はしないようにしていたけど…。


こんなに気持ちを変えていてくれたのなら、無理をしてでも夜中に鳴き続け、私も一緒に泣いてた時に、抱っこして家の中に連れて入れば良かったね。



あなたはあんなに汚い糞だらけの犬舎の中にいても、虚ろな目で人生を諦めたりしない、ボロボロの姿でも一生懸命抵抗を続ける、誇りを捨てないアフガンだったね。



私の手の傷も、もうすっかりかさぶたも取れてふさがった。
押したら痛い程度で、内出血で青黒かった手の甲もキレイに治ったよ。


Aちゃんの心が恐怖から落ち着いてきたように…。





ああ、私は何でAちゃんなんて安易な仮の名を付けてしまったのだろう…。

ジュリア・ロバーツにそっくりな美人さんなのに…。
ジュリアにしとけば良かった…。

しかもAちゃんは呼ばれると自分のことだと認識しちゃってるし…。



誰か、Aから始まる、もしくはエーから始まる素敵な名前を命名してあげて下さい!!




色んな事が頭の中を駆け巡りながら、東京方面に向かう、Aちゃんとのドライブでした。



泣きながら運転って、いつ以来だろう…。
恋愛沙汰では無かったことだけは確かだが…。

まぁ、そんなことはどうでも良い。(笑)





目的地に到着して、車から降ろす時、Aちゃんは自分から降りる素振りをした。

逃走しないようにと緊張したが、道路に降りてみたAちゃんは始めて犬舎から連れ出した時のように、ビビり過ぎて腰が抜けたように一歩も歩けなかった。



Aちゃんの気持ちがわかったので、預かり先であるドックトレーナーさん宅の、Aちゃん用に準備してもらった部屋の中まで、私が抱き抱えて連れて行った。

とりあえずサークルの中に入って、落ち着くのを待つ。

トレーナーさんと雑談を含め、色々と一時間程お話している内に、初めてのロングドライブに疲れていたのか、ウトウトとしはじめた。


「これなら大丈夫そうね」ということで、Aちゃんに別れを告げ、お宅を後にした…。

私がA子ちゃんの事に何故こんなに感傷的な文章になってしまったのかと今考えると…。

自分の責任がひどく中途半端であり、限られた期間しか一緒にいられないことが決まっていたからだ。

里親さんが見つかるまで…見つからなかったら自分が飼ってあげよう…という状況だったら、こんなにハラハラしなかったし、Aちゃんの様々な反応にも、「何とかなるさ、してみせる!」といつものように思えたのかもしれない。


まだ見ぬどこかから現れてくれる(ことを願う)新しい飼い主さんの大事な預かりものだから、緊張したのかもしれない。

私の対応一つが、Aちゃんを悪い方向へと導いたらどうしよう…。



Aちゃんが家庭犬になる為に乗り越えなくてはならない山がたくさん在りすぎて、私もAちゃんと一緒に混乱してしまった。



Aちゃんは決して凶暴な犬ではありません。

私を咬んでしまったけど、あの日のAちゃんにしてみたら、私は不法侵入者であり、身ぐるみを剥いだ上、誘拐、拉致監禁の犯罪者です。

私がAちゃんでも咬んじゃうよ。(笑)



ただ他の多くの保護犬のように、すべての要求が通らないことを知り尽くし、諦め、虚ろな目をして無抵抗だったりする…。

私が見た限りでは長野に残された3頭は、そうでは無かった。まだ強い意志を持っていた。

その違いだけなんです。


私の保護した時の配慮が足りなかっただけなんだと思うのです。

だからAちゃんには余計な辛い思いをさせてしまったな…と。



Aちゃんは生まれてから、良くも悪くも何の手も掛けて貰えず、死なない程度のエサだけを与えられ、散歩も外に出してもらう事もなく、2坪弱の犬舎の中とそこから見える風景だけがすべてでした。


だから小さな範囲の中にしか、今はテリトリーを作れません。


我が家のバルコニー内も8畳程の範囲は歩けるようになったけど、その先には行きたくても、一歩が踏み出せず、庭を眺めていたけど、出したとしてもへたり込んで一歩も歩けなかったでしょう。


もっともっと広い世界があるのに、彼女が自信を持って歩けるようになるのには、まだ時間がたくさんかかるかもしれません。


真実を書きました。

人を咬んでしまった事、里親探しの支障になるかと迷ったけど、すべてを受け入れて下さる方でないと無理だと思うから。

こんなAちゃんがこの先どんどん変わってゆく姿を(それが例え人間には都合の悪いイタズラだったとしても)楽しんでくれる方でないと無理だと思うので。



「こんなはずじゃ無かった…」と、安易な覚悟でAちゃんに辛い思いをさせたくないから…。




Aちゃんは、アフガンの性質を理解してくれて、キレイに飼って下さる素敵な飼い主に出会えたら、二年後には飛びきり美しいアフガンハウンドに生まれ変わると思います。


シンディが怒りそうだから内緒だけど、シンちゃんより美人だし、スタイルも抜群です。(笑)

ダイナもシンディも勝てないキレイなアフガンになれるよ。



そんな姿を見れることを祈って…。



また、そんな子に育ててみたいと思って下さる飼い主さんが現れてくれることを祈って…。



A子ちゃんは現在ドックトレーナーさんの元で1ヶ月の調整の後、状況を判断しながら里親さん募集になるようです。




Aちゃん、中途半端な私でゴメンね。

せっかく心を開きかけた途端にあなたを離すことになった私の事は恨んでくれても全然構わないから…、幸せを掴む為に色んな葛藤を乗り越えてね。



頑張れ! A子ちゃん!!
ジュリア!!(今更…(笑))

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