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2013年12月11日 (水)

チェルボの動画3

現在の預かりさんのお宅のホワイトシェパードのミーシャくんに遊んでもらってるチェルボです。

こちらに預かって頂いている間に、「犬にしか教えられない事」もしっかり教えてもらって、
社会化が進めばいいな~と思っています。



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チェルボ~!!

イケメン台無し…。(爆)


年内中に新しいお家を…と願っておりましたが、中々難しい現実です。




タバサを迎えた8年前にはイタグレが欲しくても探すのが大変でした。
その頃には想像も出来なかった状況が、ここ数年続いています。

ペットショップに行けば、70%くらいの確率でイタグレに出会えます。

そして捨てられるイタグレの数…。
すごく気を付けていなくても、里親募集の情報はひと月に2件くらいは目にすることが出来たりします。
どの子の状況も過酷なもので…。


去年、チェルボが保護されて、預かる為に軽井沢に通っていた頃に、偶然出会った地元のレスキューグループの方が山梨のブリーダー崩壊から保護してきたスパイスちゃんというイタグレの女の子をひと晩だけ預かりました。

小さい女の子で、年齢もかなりいっているようで、歯もボロボロでした。

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その時のスパイスちゃん。

長野の保護グループで里親募集をしていたスパイスちゃんですが、色々な経緯もありまして、チェルボの事やその後里親募集をしていた「はなちゃん」(現在はシルヴィちゃん)のことを気にして下さっていた、長野県内の方が引き取って下さいました。

ただただ愛に飢えていた女の子だったので、双子のお嬢さんがいる家族の中で、幸せになれる!と喜んでおりました。


それから約一年、悲しいお知らせを頂きました。
スパイスちゃんは前後の足に骨肉種が見つかり、治療の甲斐も無く亡くなったそうです。

たった1年の幸せでした。

でも、スパイスちゃんのその「たった1年」は彼女が生きていた中で、最高の1年だったと思うのです。

崩壊した繁殖屋の元で、何回出産させられたのかはわかりません。
でもその小さな体で歯がボロボロになるまで頑張っていたのです。

それでも人間が大好きで、「私をかまって、私に触って」とずーっと追いかけて来る可愛い女の子でした。

骨肉種は大変辛い病気なので、ご家族の方たちの心労、ご苦労もかなりあったと思います。
また、お嬢さんたちにも悲しい思いをさせてしまったことだろうと思います。

「命に限りがあることを学べたと思います」
「イタグレの可愛さを知ったので、またいつかイタグレを飼いたい」

とのメールを頂きました。


イタグレを飼っているオーナーの皆様もたぶん同じ思いだとは思いますが、
僭越ながら代表として…


スパイスちゃんに、楽しい幸せな時間を下さって、ありがとうございました。
そしてまた、いつか時が来ましたら、イタグレのオーナーになって下さい。

お嬢さん達へ、
スパイスちゃんを可愛がってくれてありがとう!
スパイスちゃんにもっとしてあげたかったことを、いつか出会えたイタグレちゃんにしてあげて下さいね。

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