チェルボの出発(たびだち)
長らくブログを休んでしまい、申し訳ありませんでした。
そして、チェルボはその後どうなっているんだ!とご心配をお掛けしました。<(_ _)>
チェルボのことをアップする度に少数ではありますが、心無いメールなどもありまして、
里親募集を止めたわけでは無いけれど、私自身の弱さも(やはり少しは)ありますので(^_^;)、ちょっとブログの方のアップを控えておりました。
自身のFBには頻繁にチェルボの写真や近況はアップしていたので、少しは口コミ的に何とか伝聞されるかな…と思いつつ。(^_^;)
10月からずっと私の元で暮らしていたチェルボ。
精神的にもかなり成長しまして、大きな問題行動はほぼ出なくなり、1対1で過ごしている間はものすごく良い子で、落ち着きも出たし、頭が良いので、こちらの言っている事柄を良く聞き、彼なりに理解し、聞き分けの良い子になっておりました。
両親が散歩途中にチェルボを迎えに来てくれて、昼~夜までを実家でうちの犬や猫達と一緒に過ごす事も時々ありました。
毎日ではないけど、一緒に公園に散歩に行くことも…。
お正月に、雪花家でお祝いの宴。
食べ物を前にすると、どうなるか?…と心配して車待機…も考えたチェルボでしたが、
意外と良い子で、クリア。(笑)
ルビちゃんも白パンツ…じゃなくて鏡餅。(笑)
おまけの獅子舞。
タバサとは割と仲良し。
一緒に寝ちゃうことも…。
そんな感じで過ごしておりました。
もう里親希望の方は現れないのかな……。
と、少しあきらめかけていた1月の終わり頃に、とても良いお話が舞い込み…。
直接面会して、色々とお話をさせて頂き、トライアルへ…と進みました。
チェルボの残る心配は、他の犬の影響を受けやすいということだったんです。
1匹でいる時はとても良い子なのですが、他の犬と一緒にいる時に、その犬が興奮したり吠えたりすると、すぐに影響されて、更に激しく吠えたりグルグル回ったり…とその犬以上に興奮してしまう。(^_^;)
例えば、チェルボだけで散歩している時に、犬と遭遇してもちゃんと挨拶出来るし、挨拶させたくなさそうな犬だったら、「バイバイね~」と言えば見送ることが出来るようになっているのですが、うちの子達との散歩ではそうはいきません。
うちの子達がダメ犬だから…と言う理由でもありますが、犬嫌いのシンディの小さな動揺もすぐに察知してしまい、ものすごく吠えてしまったりするのです。(^_^;)
なので、出来る事なら1匹飼いで飼って頂ける方が理想だな…と考えていました。
それは中々難しいことだったのですが。
以前2匹のイタグレを飼った経験もあり、その他ミニチュアダックスや中・大型犬など、
子供の頃から犬を飼い続けているご家庭。
昨年の春に、最後の子を見送り、少しペットロスの時期を過ごして立ち直り、次は保護犬を…と考えて下さった方です。
イタグレに対する愛情のとても深いご家族でした。
本来であれば、トライアルは2週間程度…なのですが、色々と問題もあったチェルボですから、慎重に…と、約3週間を目安に、2月7日~末日までということでトライアルをスタートしました。
犬はいないのですが、拾った子猫ちゃんがいるので、その子との相性も見て頂きながら。
チェルボは家で猫には慣れていたので、執拗に追いかけるようなことはしないから、たぶん大丈夫だと思って、ファーストコンタクトも上手く行きました。
子猫ちゃんなので、順応性も高いですからね。(*^_^*)
3世代6人家族の中で、たくさん遊んでもらい、たくさん甘えさせてもらい、時には厳しくしてもらい…(笑) 順調にトライアル期間を過ごしたようです。
最初は緊張した表情のチェルボでしたが…。
最近では色んな表情を見せてくれるようになったそう。
ピアノの下には猫ちゃんもいます。(笑)
仲良しになって、追いかけっこもするようになったとか。結局猫に高い所に逃げられて、悔しくてグルグル回っちゃったりしているそうです。(^_^;)
そして、3月1日。
正式譲渡となりました。
名前もチェルボのまま、引き継いでいただけるとのこと。
東京、多摩地方、町田相模原周辺に安息の地を得ることが出来ました。
周辺の皆様、見かけることがあるかもしれません、どうぞよろしくお願いいたします。
長い長い時間、チェルボの事を気に掛けて頂いた皆様、ありがとうございました。
里親募集の告知を手伝って下さったお友達のルビーちゃん、ライム&ビーくん、イオタ&ハラマちゃん、雪&花ちゃん…その他たくさんの皆様、たくさんの応援、ありがとうございました。
また、里親募集に応募して頂いた方々、チェルボの問題行動の状態などで、タイミングが合わず、お断りした方も大勢おります。
PCの調子が悪くなったことがあり、メールが不通になってしまった方も、もしかしたらいるかもしれません。
大変申し訳ありませんでした。
その他、ブログを見て応援して下さった皆様も、ありがとうございます。
たくさんの方に見守られていたチェルボは、とても幸せな保護犬だったと思います。
そして、もう一人の預かりボランティアのM家の皆様。
まだ問題行動が大変だった時期に、厳しくあたたかい指導で、劇的にチェルボを良い方向へ導いて頂き、感謝しております。
M家での経験の日々が無かったら、まだちょっと大変な子だったかもしれません。
本当にありがとうございました。
一方の私は、預かりボランティア失格気味で…。
この長い長い時間の中で、チェルボの成長を見守り、楽しみ、泣き、笑い…
愛し過ぎてしまったようで、別れがかなり寂しく…。(^_^;)
でも、「人たらし」の才能を持ったチェルボのことですから、きっと新しい家で、皆に愛されて幸せに暮らしていけると確信しています。
長い時間をかけて、可哀想…と言われたこともありますが、私は長い時間をかけたからこその、待った甲斐がある出会いだったと信じています。
幸せになろうね!チェルボ。
たくさんの愛情を私にくれて、ありがとう!!
色々と思うところがある方もいらっしゃるとは思いますが、どうか、チェルボの幸せを祈って、胸の内に収めていただけたら…と願います。
幸せなご報告なので、今回はポチっとお願いします!(笑)
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